改良や補強をすると土は強くなる~地盤改良と補強の種類~
- 2021.03.19
地盤のうえに構造物をつくる場合、地盤が軟弱ですと構造物が沈下して建設することができません。
この対処としては、杭基礎で指示する方法がありますが
地盤自体は軟弱なままとなっています。
こうした地盤を強固なものに変える地盤改良を施すほうが
経済的にメリットがあるケースは多々あります。
そもそも、地盤が軟弱と一口に言っても
粘性土で軟弱な場合と、砂質土でゆるい場合では
地盤の改良目的や、その方法は異なります。
軟弱粘土地盤では、構造物の建設にあたって支持力が不足したり
圧密沈下によって大きな沈下量が発生しますので
間隙水を絞り出したり、セメントを混ぜて硬くしたりします。
いっぽうの、砂地盤では構造物の建設はできても
その後にもし地震が起きたとすると、液状化して支持力を失うことがありますので
建設前に地盤を締め固めて、土粒子のかみ合わせをよくして
液状化しない地盤に改良していきます。
このように、構造物を建築する時には、沈下や傾斜がないように
そして、建設後も地震などの災害に耐えられることが必要ですので
地盤の改良は、決しておろそかにできないものなのです。
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