営繕工事とは?
- 2024.08.20
営繕工事は、主に公共施設や民間施設の維持管理や修繕を目的とした工事のことです。営繕工事は、建物の機能を維持し、使用に適した状態を保つために行われます。そのため、一般的な建築工事とは異なる特定の目的や範囲があります。具体的には、老朽化した建物の修理や、より良い状態にするための改修工事などがあります。
営繕工事を行う主な目的は、 建物の状態を良好に保ち長期間使用できるようにすることや、建物の劣化を防ぎ寿命を延ばすこと、建物の安全性を確保して事故や災害から守る、建物の使い勝手を良くするための改修や改善を行うことなどがあります。
営繕工事は、修繕工事や改修工事、維持管理工事、緊急対応工事、リフォーム工事など、目的に応じてさまざまな種類があります。
屋根や外壁の修理では、屋根や外壁のひび割れや、剥がれ、漏れを修理して、雨水が侵入しないようにすることと、防水効果を維持できるようにする工事を行います。
内装リフォームでは、壁紙の張り替えや床の張り替えなど、内部の見た目や機能を改善する効果や、空調や給排水など、古くなった設備を最新のものに更新する工事、段差の解消や手すりの設置など、すべての人が使いやすいように改善するバリアフリー化、消火器の設置や避難経路の整備など、災害に備えた対策を行うのも営繕工事の内容となっています。